【書籍】GE世界基準の仕事術
世界の巨人GEの風土や人事がわかる1冊です。
一番印象にのこったのは、
「CEOが社員の育成や評価に30%以上の時間をつかっている」という点。
現CEOイメルトは、毎週クロトンビル研修センターにでむき、トップリーダーに対して、具体的なビジネス課題を出して発表させ、「それはどういう意味?」「どうやれば勝てるのか?」とガンガン質問したり指摘をするそうです。経営トップが本気で立ち向かってくるため、その迫力や緊張感はすごいものだそうです。
サイバーエージェントも、次世代リーダー研修「CA36」の中で、社長や役員からメンバーへ直接フィードバックや指摘をしています。このトップのコミットメントは、改めて効果が大きく大事なのだと感じました。
その他、3つ参考にできそうなことがありました。
①縦組織だからこそ横のつながりをもつ。
「GEボランティア」「ウィメンズネットワーク」「バリアフリーネットワーク」など、横断ネットワークがある。その活動の中で、社員の外部志向やインフォーマルなリーダーシップ育成、また人材の発掘ができる。
②スキップレベル
2つ上の上長とメンバー間でディスカッションをする。上長は、2つ上の(自分の)上長からメンバーからあがった声のフィードバックを受ける。アシミレーションの別パターン。
③GEオピニオンサーベイ
「会社の戦略を理解していますか」「自分の上司はあなたの成長に興味をもっていますか」などのサーベイをとる。浮き彫りになる。
サイバーエージェントにフィットするカタチを考えてみようと思います。
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