WORK RULES!「直感を信じてはいけない」
人材開発本部/人材科学センター の中尾です。
今日は、WORK RULES!の第5章「直感を信じてはいけない」をレビュー。
興味深いと感じた点は、
・非構造的な面接では職務能力の判断が不十分
・構造的な面接をするために、Googleでは面接者を手助けするツールがある(求職者に適切な質問事項を含んだ面接ガイドが送られてくる仕組み等)
・面接受験者に対し調査を行うツールがある(それによる調査で、面接に落ちた人の8割がGoogleへの応募を友人に勧める、という結果が出た。採用手続きのブラッシュアップに使われているようです)
など。Googleは人材についてデータをすごく集約していますが、充実したツールとそれから得られる内容のフィードバックにより、フローが改善されていくサイクルが印象的でした。
ちなみに、最高の人材を採用するためにの原則の1つに「求める人材の質の基準を高く設定する」というのがあるそうです。
「人手がたりないから、こういう人でいいや」というのではなく、常に自分よりも優れた人物だけを採用する、というのを鉄則にすることで、よりよい人材でより強固な企業に、という。あたりまえのことですが、この徹底をするかしないかが大きな差につながりますね(^^)
★第8章「2本のテール」についての、書籍レビューは こちら
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