WORK RULES! 第8章「2本のテール」
人材開発本部/人材科学センターの中尾です。
最近和訳版が発売された「WORK RULES!」、人事関係者ではすでに読まれた方も多いのでは?と思いますが、1章1章の内容が濃いので、何度かに分けてレビューしていければと思います。
今回は、第8章「2本のテール」をご紹介。
『2本』というのは、①トップ(最高の社員) ②ボトム(最低の社員)ですが
・ボトムテールは切捨て対象ではない、適切なフィードバックで手を差し伸べる
・トップテールはじっくり観察し、そこから学ぶ
・最高のマネジャー(マネジャーに対するチームの満足度が高く、マネジャー自身の業績評価も高い人材)の元にいるエンジニアは業績があがりやすい
・マネジャーへのフィードバックシステムもある。でもそれは評価のためのものではなく、あくまでマネジャー自身の成長のために使われる
など、共感できるポイントが凝縮されてました。
Googleはデータをかなりとっているので、それによる分析・施策もかなりオリジナリティがありますが(「人材イノベーション研究所」があり、人々の仕事経験を学問的に掘り下げることを任務とする研究チームとのこと)、私も人材科学センターとして色々と学ぶべきところがありそうです。
他の章(で参考になったもの)はまた別の回で、レビューしたいなと思います。ご興味あるかたは、是非読んでみてください!
0コメント