地頭力を鍛える
人材開発本部の齊藤です。
本日は私からこちらの本をご紹介したいと思います。
「地頭力を鍛える」
まず、この本よく見ると、面接試験の定番問題に役に立つという表紙ですが、確かにGoogle社とかで地頭を見るために「フェルミ推定」の内容が出題はされることがあるようですが、試験対策本にはなっていませんので、実際学生にはあまり刺さらない気がします。(なぜターゲットが学生なのかがよくわかりませんでした。)
逆に普段ビジネスをされていて、常に時間と闘いながら新しい問題を周りを巻き込みながらスピード解決していく必要が求められているような立場の方にはかなり核心をついており、ポイントなどをしっかり抑えている内容なので刺さる内容かと思います。
簡単に内容をご紹介すると
知的能力は「知識」・「記憶力」・「地頭力」の3つで、
その中の地頭力の3要素として、
「仮説思考力」とは結論から考える力。
「フレームワーク思考力」とは全体から考える力。
「抽象化思考力」とは単純に考える力のこと。
が必要。それらを鍛えることが地頭を鍛えることにつながり、問題解決力を高めることになる。
高める・鍛えるツールとして「フェルミ推定」を紹介しています。その考えるプロセスは身の回りの問題解決に適用していくことができます。
是非、普段の自分の思考の癖を見つめなおした際に、普段アイデアや解決策が人より出ないな、と感じることがある方は、
地頭強化のために一度読まれると良いかもしれません。
構造化・公式化してうまく教えてくれている良書だと感じました。
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