捨てる会議

先日、サイバーエージェントで初めての試み「捨てる会議」を実施しました。


「次々と新しい事業や新しい施策を生み出して試す当社において、過去に機能していたけど時代の変化で必要なくなったもの、決めたときは良いと思ったけど、さほど効果がなかったものなどを定期的に整理しなければならないという発想から実施が決まりました。」(藤田ブログより引用)


結果、「ジギョつく」など弊社の代表的な制度をふくめ32案を捨てることになりました。

今日は「捨てる会議」のすすめ方について簡単にご紹介したいと思います。


「捨てる会議」

①役員をリーダーに6名のチームを組み、チームで捨てる案を提案する

②社長が、0点・1点・2点・3点で採点し、1点以上はすべて捨てます

③採点の時には、会場の意見を聞いたり、会場全体でディスカッションをすることもある

④また他のチームで異議があれば「反論プレート」をかかげて、提案チームへ質問や反論をする


というもので、あした会議のやり方に近いものでしたが、会場全体でディスカッションが生まれるカタチがちがう点で「捨てる会議」では効果的でした。


その後、役員会にて最終詰め切りを行い決議されます。


特に人事は、制度を一度はじめると、あまり流行ってなかったり、有効に使いきれてなかったとしても、やめるリスクや一部の利用者の反発を考えてなかなかやめられない、という問題がよくあります。


①まずすてる。必要であればまた創ればいい。

②経営幹部で捨てる場をもつ

③厳しいことだからこそ、明るくやる

というポイントで、

形骸化しているものを定期的に捨てる仕組みをもてたことは、とても良かったです。



http://ameblo.jp/shibuya/entry-12037994877.html