決める ~すべてを一瞬で判断できるシンプルな技法~

こんにちは。人材開発本部松木です。

今日の読書レビューは「決める」~すべてを一瞬で判断できるシンプルな技法~ です。

読んだきっかけは、毎日がばたばたとあっという間に過ぎていくだけではもったいない、自分が【決めた=選んだ!】ということを刻んで過ごすヒントがあればな、という意識で手にとったことです。


著書では、人の行動(=決める、決断)は【利得】と【損出】の2つで成り立っているとして、【利得】=ゲイン、【損出】とは=ペインと呼称しています。

この2つのワードを中心に人生設計を創造する流れで展開しており、ゲインを意識した行動(決断)を行えば 自分の人生が豊かなものになっていくと伝えています。


中でも私が共感できたのは、大切なタスクの対応についてで、

【締め切り間際にベストを尽くす】のではなく、【ベストを尽くすと決めたタイミングでベストを尽くし、締め切り間際まで手をつけないものは重要ではないタスクとする】という考えです。


締め切り間際になると【時間】に行動を支配されることになり、結果いつ終わるともしれないストレスから生まれる【不安】が 自分のモチベーションをコントロールするので、ゲインある行動/創造ができないとのこと。


重要なタスクほどやはりスケジュールに余裕をもち、自分自身でゲインを意識できる環境をつくることが大切だとあらためて感じました。


タスクの優先順位のつけ方やスケジュールの立て方に自信ないなという方が読むと参考になる部分が多いです。お時間あるときにぜひご参考になられてください。