本当の意味でのプロとは?

人材開発本部の佐藤修一です。

今日は本のご紹介です。

采配 落合 博満 著

http://www.amazon.co.jp/dp/4478016267


落合博満さんといえば、プロ野球選手時代は三冠王を3度も獲得し、監督としても中日ドラゴンズを8年間で4度優勝に導くなど、名選手であり名監督でもある方。


そんな落合元監督が自らの野球観を書いたこの本。


内容がビジネス現場に置き換えても参考となる面が多く、人材育成論から勝利哲学、チーム創りなど全部で66個の切り口で、どこから読んでも興味深いですが、その中で特に響いたのは以下のフレーズ。


・チームスポーツで「仕事をした」と言えるのはチームが勝った時だけである。

・一流には自力でなれるが、超一流には協力者が必要。

・プロフェッショナルは段階を踏んで育てる。

・技術、仕事の進め方というものには「絶対的な基本」がある。しかし、「絶対的な方法論」はない。

・本当の意味でのプロとは、自ら考え、責任を持って行動し、積極的に教えを乞い、成長を続ける、いわば「自立型人間」のことである。


野球にそれほど詳しくない方でも、なるほどといった気づきがあるオススメの一冊です。